【広島のFPが解説】共働き世帯が陥りやすい家計の落とし穴とは?
はじめに|共働きでも「貯まらない」家庭が急増中?
共働きだから安心——そう思っていませんか?
広島でも共働き世帯が増える一方で、**「収入はあるのに貯金が増えない」**という声が多く聞かれます。
この記事では、広島を拠点に活動するファイナンシャルプランナー(FP)が、共働き家庭が見落としがちな家計の落とし穴と、その解決策をわかりやすく解説します。
広島の共働き世帯の現状とは?
- 広島市・福山市など都市部では保育園や時短勤務制度の整備で共働き率が上昇
- 世帯年収700万〜900万円の家庭が多数
- しかし支出も増えやすく、“中流ゾーン”ほど貯蓄に苦戦する傾向
共働き世帯が注意すべき「家計の落とし穴」5選
1. 夫婦でお金の“全体像”を共有していない
- 収入や支出、保険・資産の管理が別々になりがち
- 生活費がどちらの口座から出ているか曖昧になり、無駄な支出に気づきにくい
▶解決策: 家計簿アプリやGoogleスプレッドシートで家計の可視化と共有を!
2. “二重生活費”で気づかぬ浪費
- それぞれがスマホ・保険・サブスクを契約
- 外食・コンビニ・被服費が気づけば2倍
▶解決策: 「夫婦でまとめられる契約」を定期的に見直し、固定費削減へ
3. 子育て・教育費の見通しが甘い
広島では公立中高への進学も一般的ですが、塾代・高校無償化対象外の費用・大学進学費がかかります。
▶解決策: 教育資金は“逆算”して準備!
高校入学までに「大学進学資金300万円」が一つの目安です。
4. 住宅ローンの返済比率が高すぎる
広島市内中心部は地価が高く、郊外を選んでも「通勤2台体制」で維持費が増加。
▶解決策: 年収に対して住宅ローン返済比率を25%以内に抑え、無理のない返済設計を。
5. 老後資金を“後回し”にしている
共働き世帯は「今が忙しい」「まだ先の話」となりがち。
しかし老後資金は長期間かけて準備すべき資金の代表です。
▶解決策: つみたてNISAやiDeCoなど、“自動積立”でコツコツ資産形成を始めましょう。
【FPが教える】共働き世帯の家計管理3つのコツ
- 「家族会議」を月1回:収入・支出・貯蓄の状況を夫婦で共有
- 目的別口座を分ける:生活費・貯金・教育費を分けて“使い込み”防止
- 見える化ツールを活用:マネーフォワードME・LINE家計簿など無料ツールで連携管理
よくある質問(FAQ)
Q. 共働きでも家計簿は必要?
→はい。むしろ収入が多いほど“気づかぬ支出”が膨らみがちです。
Q. 家計を一元化する方法は?
→共有口座を作り、そこから生活費や貯金を管理するスタイルがシンプルです。
Q. 住宅ローンと教育費、どちらを優先すべき?
→ライフプランを作成し、バランスを見て優先順位を決めるのがポイントです。
まとめ|共働きこそ、計画的な家計管理がカギ
「共働きだから安心」という考えは、落とし穴の始まりです。
支出管理、将来設計、家族での共有を意識することで、“貯まる家計”への第一歩が踏み出せます。
まずは、ご夫婦での話し合いと現状の見える化から始めてみませんか?
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